耐震等級3は「当たり前」。その先にある「建物の余力」が家族を守る理由
2026-01-06
最近、家づくりを検討されている方から**「耐震等級3」**という言葉をよく耳にするようになりました。
今の時代、地震に強い家を選ぶのはもはや必須条件ですよね。
塩山工務店でも、許容応力度計算(構造計算)に基づいた最高ランクの「耐震等級3」を標準としています。
しかし、私たちはそこだけで満足しません。
今回は、耐震等級3をクリアした上で、さらに**「建物の余力(実態性能)」**を算出することの目的と意義についてお話しします。
1. 「計算上の強さ」を越えた「本当の強さ」を知る
耐震等級3というのは、あくまで計算上の設計性能です。しかし、私たちが採用しているFPパネルなどは、
実験の結果、法令で定められた数値以上の強さ(壁倍率)を持っていることが分かっています。
この計算には表れないプラスアルファの強さを**「余力」として数値化することで、その家が持つ「実態性能」を可視化します。
例えば、計算上は「等級3」でも、実態としてはさらに上の「耐震等級4レベル」**の強さを持っていることを証明する、
といった取り組みです。
2. 「想定外」の地震に備えるための「ゆとり」
「余力」を算出する最大の目的は、想定外の地震への備えです。
ソースによれば、「余力をあらかじめ設計に組み込んで(計算上の根拠にして)しまうと、それはもう余力ではなくなる」
とされています。
あえて計算外の「ゆとり」として保持しておくことで、万が一、計算を上回るような巨大地震が来た際でも、
建物が持ちこたえるための最後の砦になるのです。
3. 地震の後も「高性能」であり続けるために
地震で家が倒れないのは当然のことですが、私たちは**「地震の後も快適に住み続けられること」**も重視しています。
建物に「余力」があり、揺れ(変形)を最小限に抑えることができれば、家の隙間を塞いでいる気密層のダメージも防げます。
つまり、余力を計算し、揺れにくい家を作ることは、地震の後も家の気密性能を維持し、建物を長持ちさせることに直結するのです。
まとめ:私たちが「等級3+α」にこだわる理由
私たちの家づくりは、まず正当な「構造計画ルール」に基づき、経済的で安定した耐震等級3の家を設計します。
その上で、パネルによる「余力」を検証し、確固たる安全性を積み上げます。
大切なご家族と資産を守るために、単なるスペックとしての「等級3」で終わらせない。
その先にある**「実態としての強さ」**に私たちはこだわり続けています。
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例えるなら 耐震等級3を標準に余力を算出することは、**「プロのドライバーが、
安全基準を最高値でクリアした車を運転しながら、さらに緊急時のための予備ブレーキや
強化バンパーの限界性能を把握している状態」**に似ています。
基準をクリアしている安心感に加えて、万が一の事態でも車体(家の気密や構造)を傷つけないための「本当のタフさ」を
追求することに、この取り組みの価値があるのです。
(株)塩山工務店は兵庫県三田市を中心に、高気密・高断熱、ZEH住宅、 そして無垢材・自然素材を使った木の家、注文住宅をつくる工務店です。採光・通風、素材、構造・断熱などの性能、動線、シックハウス、コストに配慮した注文住宅・新築一戸建て・建替・リフォーム・リノベーションを行っています。
(施工エリア)
三田市・神戸市・明石市・芦屋市・西宮市・三木市・小野市・西脇市・加西市・加東市・加古川市・芦屋市・西宮市・尼崎市・宝塚市・伊丹市・川西市・池田市・豊中市など












