断熱リフォームの必要性
2021-04-20
冬は暖かく、夏は涼しく
断熱性能の高い住宅は、室内の熱が外に逃げにくく、室温が屋外の温度に及ぼす影響を最低限に抑えます。
冬、暖かいのはもちろん、夏も外の暑さが室内に侵入しにくくなり、室温を一定に保ちやすくなります。
また、室温が変化しにくいので、冷暖房の効きも良くなり、光熱費も安くなります。高断熱住宅なら、エアコン1台で家全体の空調をまかなうことも不可能ではありません。
健康に良い
人間の血管は、寒いと収縮し、血圧が上昇します。
冬、暖房の効いた暖かい部屋から、寒い廊下や脱衣室を通って、熱いお風呂に入ると、短時間で血圧が大きく上下し、入浴中に失神、溺死してしまう人が後を絶ちません。これを「ヒートショック」といい、交通事故以上の死者を出しているとして問題視されています。
また、高血圧は心筋梗塞や不整脈、脳梗塞、脳卒中など、さまざまな病気のリスクを高めます。寒い家は、病気になりやすい家でもあるのです。
最近では、断熱性と健康の関係について研究が進んでおり、断熱性の高い家に住む人は、年間を通して血圧が安定していることが明らかになっています。
断熱リフォームをすることで、病気のリスクを小さくでき、快適で健康に過ごせるようになります。
冬の結露を解消
冬、暖房をつけている時期につきものの結露。
結露は、暖かい空気が、窓から伝わる冷気によって冷やされ、空気中の水蒸気が水滴になることで起こる現象で、窓の周りにカビが生えたりする原因になります。
断熱リフォームで外の冷気が伝わりにくくなれば、結露が起こることもありません。